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カテゴリ:オダギリ日記( 100 )
中崎透
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中崎透さんにオファーをいただき、先日『公園アンデパンダン展i 豊島』に参加してきました。会場の公園は、非常時に『炊事』のための機能が用意されいてる堀之内公園。「この場所に災害時の拠点となるような公園を」という熱意のこもった声が近隣の住民からあったと書いてあるので、阪神淡路大震災の経験からの不安がそうさせたのだろうと考えられる。朝到着すると近所のおばちゃんたちによって枯山水かっ!てくらい公園はきれいに均されていた。

HPを見ると『防災を意識した』とあるが、普段どれくらい防災のための活動がここで行われているのだろうか?防災は、災害を未然に防ぐための取り組みだから、いざという時のためにどれだけストレスなく使える公園なのかというのが重要になる。はずなのに、、蛇口からは水が出ない。かまどは申請しても使えない。災害時しか使えないらし。なんじゃそら。いまはその時にちゃんと使えるのを祈るばかりである。

公園アンデパンダン展が開催された2015年2月15日。僕らはある意味での災害に出くわすだろうと予想していた。案の定なんとも言い難い、地に足をつけたいのにつける地がないさすが中崎さんというイベントだった。僕たちは、(水の出ない)災害時用炊事場に、コックをひねると暖かいコーヒーが飲める環境を作り出した。白いカップアンドソーサーに黒々した熱々のコーヒーを注ぐ。飲み終わった人は『水が出る』方の水道でカップを洗い、拭いて戻してもらった。
さきの震災時、日本人の秩序が称えられたのは記憶に新しい。しかし2015年現在、世界情勢はガラッと変わり、希望や勇気のようなものが追いやられ、これまで表に出ていなかったものたちが我慢しきれず溢れ出て、言いようのない不安で社会は覆われてしまっている。
どんな状況下だったとしても僕たちはコーヒーを淹れ続け、コーヒーのある風景をつくっていかなければならないと、心に誓うきっかけになった。

中崎透「Practice 大きな家に暮らすための9つの方法」が始まっているので、興味のある方はぜひ。


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by lpack | 2015-02-25 13:00 | オダギリ日記
未見の星座〈コンステレーション 〉-つながり/発見のプラクティス

東京都現代美術館 未見の星座〈コンステレーション 〉-つながり/発見のプラクティス

純粋な眼差しで見て、超個人的に気になったことを幾つか。
展示を観終わって、というか最初の作品を見たときから考えたのは展覧会は誰のものとしてつくられ世に出現するのかということだった。美術館のものなのか、学芸員のものなのか。作家のものなのか、鑑賞者のものなのか。それともそれとも美術史のものなのか。「どれか」ではなく「どれも」ということなんだろうけど、この展覧会から感じたのは学芸員のためなのかなというのが一番勢いを感じた。それが展覧会として良いのか悪いのかはわからないのだけど、最近、作品自体よりも展覧会をつくった側に焦点が合うことが増えてきたような気がする。なにか僕自身の中で変化があるのだろう。鶏が先か、卵が先か。はたまたどちらもなのか親子丼からだけなのか。

作品では、北川貴好さんの作品が、これまでの作品を知っているという点も含めて一番好印象だった。空間の切り方にちぐはぐさがなく風通しが良い気がした。
浅井くんはいつものごとくさすがの手数で圧巻だけど、エントランスホールから見える場所で展示していたということもあり、文脈よりも広告的な扱いに見えてしまった。
志村くんはその前に展示していたαMと比較してしまい、予算のことを考えてしまった。もっとやりたかったんじゃないかなぁと勝手に。
山本高之さんは見ているとじわじわくるいい作品だけど、この一点だけなのかーという感じ。その感想は大崎のぶゆきさんも共通している。この作品だけなのかーって。
太田三郎さんの作品は、年齢を知って納得だった。それならこれができるなと。
伊藤久也さんは、今っぽいなあという印象だったけど、決して「最新の今」ではないなという印象。

こんな超個人的で全然批評にもなってない感想文を表に出して良いのかとも思うけど、思ったことは言葉にしておきたいと思い、ざっくりとではあるけど書きました。


小田桐 奨

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by lpack | 2015-02-22 01:29 | オダギリ日記
ブルーボトルコーヒーレポート
ブルーボトルコーヒーレポート
2015.2.6(fri)

「おいしいコーヒーはどこへ向かっているのか」


 普段からディ◯ニーランド等の行列ができるようなところへ進んでいかない僕にとって、結果4時間を超えて行列に並ぶなんてのは人生で初めての体験だった。
まして、その目的が「一杯のコーヒーを飲む」ためだなんて正気の沙汰ではない。
普通に考えたらこんな苦行を好き好んでしないのだけれど、この体験がきっと重要になるだろうと思い清澄白河へ向かった。
 到着しその人の多さに「おぉ」とは一瞬思ったものの、以外にそんなにでもないかなと初めは思った。建物のファサードを確認もせず、スマートに列の最後尾に並ぶ(のを心がけた)。
近所のクリーニング店のおばちゃんなのだろうか、列に並んだ人に話しかけている会話が聞こえた。近隣の人たちは事前に招待されてコーヒーを飲んでいるようで、美味しいよとは言いながらも、この辺には美味しいコーヒー屋が他にもあるからとベビーカー連れの奥様方に話しかけ、その奥様方は列を離れて教えてもらった別のおいしいお店へ向かっていった。その後20分くらいすると、僕の直前に並んでいた草食系男子が列から離れて去っていった。
 僕の前方には、リモワのキャリーを持った中年男性と、一眼レフカメラをぶら下げたいかにもこういうのが好きそうなおじさん、そして40代のすらっとした女性が即席のコミュニティーを形成し始めていたい。男性二人はおそらくコーヒー業界マニアのような人だろう、「普段はスタバですか」みたいなナイスな会話を繰り広げていた。
 おそらく僕の前には総勢200人を超える人が並んでいただろう。 「一杯のコーヒーを飲む」ために並んだ人たちは、どんな期待を持って並んでいるのかただただ興味が湧くばかりだった。他人の会話に聞き耳をたててみると、時間とともに段階を踏んだ感情が湧き上がってきているのがわかった 。
  並び始めて2時間を超えた頃、後ろの女性たちの会話から「2時間はあっというまだったよね」というワードが聞こえてきた。それまでもずっとその女性たちは他愛もない雑談をしていたが、そのときふと会話が現実に戻ってきた。確かに僕も、この2時間はツイッターで実況したり、持ってきた本を読んだりと「列に並んでいる」という現実から離れている時間が多く、それほど苦ではなかった。しかしここで改めて周囲を確認すると、この段階でまだようやく半分といったところ。ここまでは順調に「近ずいている」感覚だったのに、この辺から「まだこんなにあるのか」というネガティブな思考が始まる。前に並ぶおじさんは「スタバだったら小さいカップでコーヒー出してくれるんだけどな」と言い出した。
もう少し時間が経つと、「記念だね」というワードが聞こえてきた。この時点ですでに3時間も並んでるわけだから、もうここで諦めるわけにはいかない。今日のこのどうしようもない時間の使い方を「よい記念」として記憶にとどめようとし始めるのである。確かに悪くない発想の転換だと思った。残りの列は1/4ほど。この辺りからはもう「意地」になるのである。
そして残りわずかで店内に入れるとなったころ、「これだけ並んだんだから、中に入ったら4時間分写メ撮ってやる」とか「これだけ並んだんだから記念にいっぱい買い物していこう」という言葉が聞こえてきた。また、「急に列が進まなくなったな」という声も聞こえてきた。
4時間も並ぶと、なんとかして元を取ってやろうという思いが湧いて「4時間並んだ分余計に写メを撮ろう」や「4時間並んだんだからたくさん買って友達に自慢しよう」となってしまうようだ。もうヤケだ!と。そして「急に列が進まなくなった」といったおじさんの中では、相当時間の感覚が遅くなっていたのだろう。
入店前、後ろに並んでいた女性2人に「これだけ並んでコーヒーを飲むってどんな感じ?」と聞くと、「これだけの時間並んだんだからきっと美味しいに違いない」と言っていたけど、果たして実際どうだったのだろうか。(その後は聞いてません)
そしてついに店内に入った。
いざ店内に入ると、きっと直前まで「ああしてやろうこうしてやろう」と思っていた女性たちもそのことを忘れてしまっただろう。何しろ外が寒かったので、店内が暖かいというだけでとても幸福なのである。そしてコーヒーの香り。空腹時に焼肉店の前を通りすがったのと同じような状態になっている。
驚いたことに、コーヒーは本当に一杯一杯ドリップしていた。普通はというかこれまでのコーヒー店だと、2、3、4杯は一気にドリップしたりするものだけど、ここではホントに一杯ずつwそりゃ遅いわけだ。このこだわりはは 正直疑問である(まあ今は客が異常すぎるんだろうけど)。ドリップする前にフィルターをお湯で濡らすという最近ではマイノリティー(進めない人が多い)な手法も取り入れていたし、スキーマが設計した内装やアメリカのサードウェーブ情報がメディアでかなり先行していたこともあって、あまり革新的なコーヒーだ!!という感じはなかったというのが率直な感想かもしれない。きっと、ここにいる人たちも、「長い待ち時間」「新しいおしゃれな空間で飲むおしゃれな私」を上乗せした自己暗示型の「コーヒーおいしい」になっていた人もいるだろう。
さてさて、サードウェーブコーヒーブームはいつまで続くのだろうか。きっとこのサードウェーブコーヒー店が浸透したころ、日本のコーヒー文化もいよいよ次の時代に入っていくのだろうと想像します。

これを機に、少しいろいろなコーヒー店のレポートをしたいと思うのであった。そういえば、ついこの前「パリで一番おいしいコーヒー店」にも行ったので、次回はそのお店について書いてみようと思います。つづく


L PACK / 小田桐 奨


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by lpack | 2015-02-07 01:08 | オダギリ日記
雪、らしい
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明日関東は雪なのか〜大変そうだな〜
こっち(遠州)はどうせ降らないしなー
なんて思っていたら、17:00の町内アナウンスで、
「明日は雪に注意」なんて言っててびっくり。
さて、果たしてどうなるか

今日は、LPACK3人目のお食い初めを執り行いました。
神社に小石を拾いに行ったり、鯛を焼いたり、煮物を作ったり、図書館で本を借りたり。
妻は、家庭の味の伝承(お赤飯)を無事終えたり。
なかなか充実している今日この頃です。

明日のLPACK出没場所ですが、浜松のBOOKS AND PRINTSの出没はありません。
数日前に降った雪の影響で、コーヒー豆がありません。
ご了承ください。
北本のアトリエハウスはオープン予定ですが、雪の場合はお休みするかもしれませんので、ご来場の前に一度ご連絡ください。


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by lpack | 2014-02-08 00:18 | オダギリ日記
今日の日記
静岡県磐田市で暮らしはじめて早いもので1ヶ月半が経過した。
相方は東京に居て、僕は磐田
たまにするけど、やっぱりこちらとあちらじゃぜんぜん時間が違う
こちらにはキッチリとした朝と昼と夜があり
それぞれの時間にはキーンコーンカーンコーンと町内放送が流れる
夜の8時ともなると、外出するような目的地は存在しない
足は車
窓の外は強い風が流れる
家を揺らす揺らす









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by lpack | 2013-12-14 00:35 | オダギリ日記
泣き方のバリエーション
息子の泣き方にもだいぶ表情がでてきた
とくに、うんちやおしっこを踏ん張っている時はわかる気がする

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by lpack | 2013-12-06 00:00 | オダギリ日記
日々

名古屋での濃密な時間が過ぎ
最近は
生まれたばかりの息子の成長にちょっと手を差し出す日々
想像はしていたけれど
自分の意識の変わり様にびっくりしています
小さいけれどとても強固な世界が新たに出現し
ここから抜け出すのは至難の業です
少しずつ
この小さな世界を外の無限の世界にくっつけていきたいと思います


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by lpack | 2013-11-20 21:40 | オダギリ日記
                    

2010.11.2 Thu

ご無沙汰しております。
すみません、、、ブログさぼってました。
お店も何となく落ち着いた所で、反省して気分を変えて書きはじめます。

先週はというと、リサーチと称して1週間お休みをとり、瀬戸内国際芸術祭→六甲ミーツアート→愛知トリエンナーレを巡って来ました。
これが成功したとか、こっちはせいこうしていない...等の発言はたくさんの方が発表しているので僕はしませんが(というかできないですが...)、素直に感じたこと思ったこと、自分はなにが好きなのか、なにをしていきたいのか、などぐるぐる考える時間がありました。

過去にいわれたことや旅の終わりに寄った浜松の師匠にいわれたことなどが、
自分の中で徐々にリンクしはじめてきています。
一週間が経過し、今一番やりたいことは、な・ん・と勉強!
こんな日が来るのかと自分でもびっくりしていますが、とにかく勉強がしたい。
それもオールジャンルで歴史から経済から言語から焦らずゆっくりでもいいから
使ってない脳みそにぶち込んでいこうと思います
これが1つ

もう1つ思ったことは、シンプルなアウトプット
色んなものが積み重なったとてもシンプルなモノは、本当に美しいし楽しい。
それをするためにも勉強勉強!

がんばるぞと

オダギリ




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by lpack | 2010-11-02 17:47 | オダギリ日記
                        
LCAMP終了後、志村君の作品を堪能
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by lpack | 2010-09-18 22:32 | オダギリ日記
                    
ひとときの横浜生活2日目(お)
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黄金町はいつもの風景
久しぶりに商店街をまわると、安さのあまりついつい買いすぎてしまう。
のんびりLCAMPの整理をしたり、のんびり夕飯作って食べたりののんびり日

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by lpack | 2010-05-18 23:11 | オダギリ日記



コーヒーのある風景をつくるユニット
by lpack
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