荷物が届く。じゃがいもだ。待ちに待ったじゃがいもだ。結婚式の引出物のじゃがいもだ。参考書のように分厚い本の中から一つだけ選んではがきに書いて送ってねの方式から必死に考えた抜いた答えはじゃがいもだったのじゃがいもだ。
アラレちゃんの皿田キノコと一緒に暮らしていたら「そんなの選んじゃってイモね〜」と言われたに違いないが僕にとっては関係ないもんねだ。彼女の言うイモとはサツマイモなのかじゃがいもなのか里芋なのかタロイモなのかはもっと関係なくて、「芋とは植物の根や地下茎といった地下部が肥大化して養分を蓄えた器官であって、日の当たらない暗い土の中でしか成長できないくせに、いざ出て来ても顔に土コベリついたままでまあダサイわね〜」なんて意味が含まれているのかな、なんて考えてもいよいよわけがわからなくなってきたが、つまりじゃがいもが届いた報告です。
アンデス山脈で生まれたじゃがいもが、長い月日と品種改良を加えられ恐らく当時の原型すらないだろうじゃがいもが、実はナス科ナス属に位置づけられるじゃがいもが、2008年9月我が家に届きました。そうですじゃがいもの報告です。
あまりにもたくさん届いたのでじゃがいも料理の報告を気が向けばしていこうかなと思います。そうでしたその報告でした。仮想「じゃがいもカフェ」です。いまいちオシャレダサイですが。
十勝から届いたじゃがいもの段ボールには
「KINGDOM OF VEGETABLES FROM TOKACHI」。
「十勝からの段ボールの中身は野菜の王国だぞ」と。
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コーヒーのある風景をつくるユニット
by lpack
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