おとといから施設利用していた光太郎君に坂本くんが加わった。彼が黄金町の敷浪さんのところで建築設計をやっていたころに知り合って、横浜トリエンナーレ時期の竜宮でチケットのモギリをやってもらっていたりした。広いようで意外に狭い竜宮で展示が快適に見れるように、あの時期の竜宮をコントロールしたのは坂本くんだといっても良いくらいの陰の立役者だ。竜宮が無くなってあまり会えなかったけど、久しぶりに光太郎君と4人で遊べることになった。
といっても僕たちは明日からの準備をやっているのでそんなに相手を出来るわけでもなかったし、アトリエハウスは特にやることを提供しているわけでもないけど、二人は寒いアトリエハウスで暖をとるために丸太を薪にする作業を汗を流しながら楽しそうにやっていた。キッチンではお菓子をつくっている人がいたり、後輩が顔を出しに来たりと何だか自然に色んなことが起っていて、それを見ていてとても幸せな気分だった。竜宮とは違う風景を見れるかと思うとこの場所に期待しないわけにはいけない。坂本君は北本便利軒の設計をここでやると決意し、軽い気持ちで来て3日いた光太郎君は、引き止めた僕たちを振り切って、僕のコートを来て帰って行った。
2013.3.31(きたもとアトリエハウス)